MCUキャストの課外活動

「インフィニティウォー」の興奮が冷めやらない最近、
MCUも「アイアンマン」から10周年、「インフィニティーウォー」で19作が作られた。

この10年でアメコミだけでなくアパレルや文房具などでもコラボグッズがたくさん作られ、「MARVEL」というロゴを街で多くみかけるようになった。

それこそ「アイアンマン」公開前なんて世間で知られているアメコミのヒーローなんてマーベルだとスパイダーマンくらいだったので、ひとつのコンテンツとしてここ日本でしっかりと浸透したなとびっくりする。

俺もこの10年で実家から家を出て一人暮らし、結婚、そして昨年家を買ったので計3回引っ越ししたのだが、年々俺の部屋には大きいものから小さいものまでフィギュアが増えていっている。嫁から 「ホットトイズは50体までしか手元におかないと言ってなかった?絶対超えてるやろ?何か売れや!!」 という言葉に怯える日々だが、一番変わったのが若いファンが増えたという事。

10年前は洋画好きの友達と盛り上がる程度だったが、9歳年下のいとことどの作品が好きか話せたり、 友達の息子が卒園式より「ブラックパンサー」の方が重要と言い切ったり、東大院卒でありながらおもちゃの話しかしない偏差値の無駄使いと知り合ったりと10年前では考えられなかった事が起こっている。

昔、Twitterで高校生に「ゴミみたいなフィギュアの飾り方。」と言われて傷ついた事もあったが、共通のネタで話せる人が増えるのは嬉しい事である。

「原作も読まないと真のファンといえない」
「MCU全部観ずに語るな」
「ドラマも観ろ、にわかが!!」
という新規ファンに厳しい意見も出ているみたいだがそれはよくない。
(正直俺も映画が好きなのであって原作自体は詳しくない!!もっと正直に言うと本はそこそこ持っているが・・・やっぱやめておこう)

実際、レアなレコードを持っている事を自慢する音楽ファンや、一年戦争絶対主義でZガンダム以降は認めないガンダムオタクなど俺の他の趣味でもこういったマウントを取ろうとする古参ファンがいたが、おもしろくなくなるしコンテンツ自体の人気がなくなってしまう事すらあるので気をつけるべきだ。

若かりし頃は「うるさい童貞、目合わせて喋れんくせに。それくらい流暢に女と喋ってみろ」とか言ってケンカに発展する事もあったが、ありがたい事にレアなレコードをくれたり、イベントに誘ってくれる親切な先輩のファンの皆さんと出会えた事もあり、自分自身趣味をより楽しめるようになった。

俺もそんな先輩方のような事が出来ればと考えた結果、こんな企画を思いついた

「MCUキャストの課外活動」

人一倍無駄な時間を過ごした事もあり結構映画は観ている方だ。

例えば今でこそロバート・ダウニーJrといえばアイアンマンなど、MCUで演じているキャラが一番有名かと思うが、おっさんからすると「あの時のあいつか!!出世したなー!!」と感動したりする。

そこでMCUのキャスト達が出演している一押しの作品について紹介しようと思います。

・ロバート・ダウニーJr/アイアンマン
有名どころでは「シャーロック・ホームズ」だがここは「追跡者」を挙げたい。

「逃亡者」にてハリソン・フォードを追う捜査官役のトミー・リー・ジョーンズが素晴らしかった事から主人公が逃げる側から追う側に変わった本作。

ダウニー、ジョーンズ、そして「ブレイド」でハリウッドで初めてマーベル作品を成功させたウェズリー”瞳がピュア”スナイプスというアメコミ的にも豪華なキャスト陣であり、少しづつ犯人を追い詰める要素やガンアクションなどアクション映画として非常におもしろい。

他では「アイアンマン」と同時期に公開され、特殊メイクで黒人になりきる、ちんちんを出す(モザイク付き)という超体当たり演技だった「トロピック・サンダー」もおすすめだ。

・クリス・エヴァンス/キャプテン・アメリカ
「フェイクシティ」

「スーサイドスクワッド」のデヴィッド・エアー監督のサスペンスアクション
治安の悪いLAを描く事に定評のある監督がキアヌ・リーブスを主演に警察の腐敗を描く。

クリエヴァは気さくなごく普通のアメリカ人を演じている。

・マーク・ラファロ/ハルク
「コラテラル」

容赦のない白髪の殺し屋トム・クルーズに出会ってしまったがために悲惨な目にあい続けるジェイミー・フォックス。

トム・クルーズ初の悪役という事で当時話題になったが、俺の周りでは「どう見ても刑事役の奴がカタギに見えない」という事で地味に話題だった。

あの頃はマーク・ラファロという俳優の名前は知らなかったが、「アベンジャーズ」を観た時に「あぁ、あいつ!!」と驚いた。

・スカーレット・ヨハンソン/ブラック・ウィドウ
「スパイダーパニック」

今では考えられないB級アクションに出演している。
当時18歳だが既に大人びているスカジョに注目。

・ジェレミーレナー/ホークアイ
「そして殺す」の画像がTwitterで話題になった「ヘンデル&グレーテル」は置いといて「ザ・タウン」

ベン・アフレックが監督の治安が悪すぎるボストンの下町を舞台に銀行強盗に精を出すDQN達の青春犯罪アクション。

他作品と違い、街で会っても目をあわせたくないレベルの血の気の多いDQNをジェレミー・レナーが演じている。

特に最後の銃撃戦での漢気は是非ともマネしたい。

ちなみに「アイアンマン3」のトニーの元カノ役でレベッカ・ホールもヒロインで登場。

・サミュエル・L・ジャクソン/ニック・フューリー

ランダムに映画を5本レンタルしてみて欲しい。そのうち1作には確実に顔を出しているはずだ!!

・セバスチャン・スタン/バッキー
「お風呂でGO タイムマシンはジェット式」

 人生に疲れた中年達が集まってみんなでお風呂に入ったら、実はそのお風呂はタイムマシンで30年前にタイムスリップするという眩暈がするようなあらすじ。バッキーは30年前の世界で、当時主人公たちをいじめていた悪ガキとして登場。



・ドン・チードル/ウォーマシン
「ラッシュアワー」

ジャッキー・チェンにケンカを売るチャイナ服を着た黒人という突っ込みどころ満載のナイス過ぎる役で唐突に出現する。

・ポール・ラッド/アントマン
「40歳の童貞男」

タイトルはクソだが、最高に爽やかなラブコメ作品、主人公の童貞喪失を全力でサポートする友達その1として登場。

・ジョシュ・ブローリン/サノス
「グーニーズ」

ちなみにこれがデビュー作(当時17歳)どんくさいお兄さん役で後のサノスを演じるとは思えないかわいさだ。

【奇跡】
「オールドボーイ」

韓国映画のリメイク版、ジョシュ・ブローリンとエリザベス・オルセンがハードな濡れ場を熱演。映画館で観た時、日本では審査に引っ掛かったためスクリーンいっぱいにモザイクが入るという大惨事になった。

また、マンティス役のポム・クレメンティーフがめちゃくちゃエロい恰好で出てくるので、健全な男子は必見だ。

【優勝作品】
最後に・・・。これは俺自身まだ観ていないので語る事は出来ないが、とんでもない一本を発見したので紹介したい。

「運命の元カレ」

過去に付き合った男達の中から結婚相手を見つけるという話なのだが

主人公がアンナ・ファリス(クリス・プラットの元奥さん)

歴代の元カレ役に
クリエヴァ

クリプラ

アンソニーマッキー(ファルコン)

マーティン・フリーマン(エヴェレット・ロス)

というインフィニティウォー以上に荒れた内容かつキャスティングだ。

これは必ず観て近いうちにビーパワーでも取り上げようと思う。

MCUから洋画にハマっていく方も少なからずいると思うので、是非ともキャストが出演している作品を観てより映画を楽しもう!!

アイアンマンを観た後に「トロピック・サンダー」で全裸で黒人のロバート・ダウニーJrを観るともっとダウニーが好きになるぞ!!

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