~落ち込んだりもしたけれど、私は無敵です。掟破りの魔女の宅急便×ゆでたまごユニバースがクロスオーバー!~
これまで我々ビーパワーハードボイルドは「DCEUはゆでたまごユニバース」理論を提唱してきた。
実際、「地球を救うためなら地球を破壊してもOK」
「話のロジックは画力でカバー」という細かい事は気にしないゆでたまご精神に溢れている。
まず「バットマンVSスーパーマン」にてクリストファー・ノーラン三部作では悩んでばかりの金持ちだったバットマンを一切悩まない金持ちにキャラ変更。
「おやすみプンプン」で超人オリンピックが開催されたような劇的改変に成功する。
次の「スーサイド・スクワッド」にてハリウッドにて7人の悪魔超人編を再現に成功。
命をかけて地球の為に戦うヴィラン達はまるでロングホーントレインでターボマンを仕留めたバッファローマン&スプリングマンのようだった。
この提唱を続けた結果、「そんなことあるか!」「アホ」「バカ!」「うんこ!」という罵詈雑言やら石を投げられてきたのは言うまでもない。
「だってゆでたまごイズムじゃん・・・」かつて、地動説を提唱し、迫害されたレオナルドダビンチ・・・じゃねえや、ガリレオ・ガリレイ!は「それでも地球は回っている」と発言したらしいが今の俺たちなら気持ちはわかる。
そして「ワンダーウーマン」だ。BvS終盤にて完全に主役をカツアゲした彼女。
居合斬りボンバーに性別は関係ないというザ・サムライ精神に溢れたヒーローだった。
↑BVSにて登場したワンダーウーマンのイメージ図。
今回はそんなワンダーウーマンがたっぷり楽しめる。マーベルに比べると興行収入がパッとしなかったらしいが今回は大ヒット‼︎
という事で我々ビーパワーハードボイルドも脳内であのテーマをリピート再生して劇場へ殴りこんだ。
(未だに4DMXで観たことがない我々、今回のワンダーウーマンは4DMXで観ようとしたが、 鑑賞料が2900円になると知って全力で普通の2D字幕に変更した)
結論を先に言うと、やはり、ゆでたまごユニバースであった。
↑このワンダーウーマンのポーズは、キン肉マンの『肉のカーテン』オマージュと今決めました。
気になるあらすじ
見知らぬ土地で人生の困難に立ち向かいながら1人の少女が成長する名作「魔女の宅急便」のリメイクが進行中のスタジオジブリ。
しかし宮崎駿が製作中に引退宣言、大ピンチの中、鈴木Pが呼んだのはゆでたまご先生。
嶋田先生と中井先生はすっかり意気消沈したスタジオジブリで言い放った
「心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ」と。
そして再開したゆでたまご先生による「魔女の宅急便」のリメイク
・まず、キキの設定を魔法使いからアマゾネスの戦士に変更。
・ほうきの代わりにゴッドキラー(剣)、盾、投げ縄に変更。
・舞台をとある港町から第一次世界大戦中のヨーロッパに変更。
・登場人物に悪魔将軍を追加。
・ついでにジェロニモも追加。
・トンボは爆死させる。
・「命の尊さ」をテーマとするジブリだが「命の薄っぺらさ」をテーマに変更。
・キャッチコピーは糸井重里を監禁して「おちこんだりもしたけれど私は元気です」から「おちこんだりもしたけれど私は無敵です」に変更。
まさに漫画の金字塔のマッスルドッキングである。
↑早い話が上の4枚です。・・・って、ほとんどキン肉マンじゃねえか!!
鈴木Pも魂に火をつけられて主題歌「やさしさに包まれたなら」の歌手をユーミンから、串田アキラに変えたのだった。
すみません、悪のりが過ぎました。
えー少しだけ真面目になってあらすじを紹介します。
女だらけの島と聞くとドキッとするもんだが、長い歴史でやる事がなかった為、ラグビー部といわんばかりに体を鍛え続けていたアマゾネス族。
そんな戦闘民族だらけの環境でプリンセス、ダイアナことワンダーウーマンはすくすく成長。
気が付くと戦士としての誇りとアマゾネス式軍隊格闘術を会得していたのだった。
島暮らしを満喫していたダイアナだったが、ある日空から男が降ってきた!
ついでに銃を持ったドイツ軍もアマゾネス流でお出迎え!
主に弓と槍、剣で敵を殲滅したアマゾネス族なのだった。
その後、一泊3万円のラブホみたいなワンダー風呂に入浴中のスティーブに突然訪問、全裸のスティーブに「それは男として標準サイズなのか?」というド直球の質問から外界の話を聞いたところ、どうやら世界中で戦争が起きているらしい。
この話にダイアナはピンと来た。
軍神アレスのせいだ!!
年々消費税が上がっているが、それもアレスのせいだ!!
「いや、アレスじゃなくて、ドイツ軍が・・・」という説明をガン無視し「よし、アレスをしばこう!!」とその日の夜には船で出発する。思い立ったら即行動、母親との別れは3分くらいでさくっと済ます。
「全部アレスが悪い」とあまり人の話を聞かない、ロンドンでも剣と盾をトートバッグ間隔で持つなど問題はあるが誇り高き精神はさらにヒートアップ。
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃpoison」とは言わない。
言いたいことはズバリ言う精神である。
戦争の会議でお偉方が兵士は消耗品だといえば、「は!?何言ってんの!!私の島じゃ将軍も一緒に戦うわ!兵士に死ねというのなら、お前らも一緒に戦って死ね!」とワンダーな男気を発揮!
実際、戦場の最前線に行ってからも、たって一人で敵陣地に突っ込み、銃弾を腕力でねじ伏せる。戦車でドッジボール、隠れて狙撃するスナイパーは建物ごと破壊するという、「一緒に戦う」を有限実行。
↑ダイアナ、大地に立つ!なデビュー戦の図。
戦う前に必ず「私はダイアナ、セミッシラの王女でヒッポリタの娘」と丁寧に自己紹介する武士道はもちろん忘れない。
どんな近代兵器も通用しない戦争とはいかに無益か・・・というか人類がいかに無力化を体でわからせるのだった。
やんごとなき生まれにも関わらず、上から目線は皆無。
とにかくピュアな男気で困っている人、そして鞭打たれる馬にも手を差し伸べる。
ここらへんは男だろうが女だろうが見習うべき所かもしれん。
これだけの美貌と露出である、普通なら色目で見てしまうものだが、ひたすら「カッコいい」と女性としてでなく、同じ生物として心を奪われた。
性別は関係ない、心意気が全てだという事を我々に教えてくれるのだった。
今回もゆでイズムが炸裂していたわけだが、いよいよ次は「ジャスティスリーグ」だ!!「超人タッグ編」と「闘将ラーメンマン」のマッスルスパークが観れるのか!?
ますますDCとゆでたまご先生から目が離せない。