ビーパワーインタビュー第1回 デッドプー太郎:「映画好きは基本的にクソ。俺含めて。」映画を観るくらいしか休日の予定がない男の世間への恨み妬み

こんにちは!ビーパワー事務局です。

ビーパワーハードボイルドは「映画と人を繋がない!むしろブッ壊したい!!」をモットーに記事やイベントを通して破壊精神を伝えてきました。

「そのうち誰かがインタビューとかしてくれるんじゃねえか…」などと調子に乗っている内に7年が経過!

「自分語りなんてクソダサいもん誰が聞くんだよ!」という気持ちもありつつ、「誰もしないなら私たちがやるしかない!自演で!」と思い至りました。

今回は、そんなビーパワーの魅力溢れるメンバーを紹介していきます。
まあ二人しかいないんだけども!!

第1回で紹介するのは、デッドプー太郎さん

主にSNSで映画とロックンロールの素晴らしさを発信しており、
最近では公開映画への公式コメント、映画イベントへ登壇しており年々目覚ましい活躍をみせています。

特に「ナタ転生」のイベントでは周りが立派な学者さんなのに、一人だけスティーブン・タイラーみたいな恰好で登場し「何でだよ!?」とツッコミを受けておりました。

本当は音楽活動に力を入れたいらしいのですが、記事も音楽ネタとなるとアクセス数は激減、本人曰く「自信作」のオリジナル曲はアップロードして2年近くが経過しても再生回数は平均して200程度。

主に暗い目をした映画好き世代から圧倒的な支持を得ているデッドプー太郎さんの意外な過去やビーパワー参加の経緯、今後の目標について詳しく聞いてみました!

ーデッドプー太郎さんの育った環境や、10代の頃の過ごし方について教えてください。

表向きはオシャレな港町、通りを1本ずらせば風俗店と暴力団事務所が立ち並ぶ神戸の片田舎で育ちました。

中学校までは休み時間は彫刻刀で机に「GunsN’Roses」と掘ったり、製造番号を削ったエアガンをカバンに忍ばせていました。

自分より背が低かったりブサイクなやつを見つけるのが一番の娯楽でした。

また、遊戯王のレアカードを友達に密売して小銭稼ぎしていました。

ーいつ頃から映画にハマるようになったのですか

映画との出会いは幼稚園の頃、「ロボコップ」を観た時。

今日に至るまで別に映画にハマってるわけではありません。友達がいないから映画を観て時間をつぶしてるだけです。

誰もが部活や恋愛にまっしぐらな高校時代、帰宅部だった俺の楽しみはレンタルビデオ店と中古CD屋を回るだけでした。

俺だってもう少し顔が良くて背が高かったら、サッカーや野球に打ち込んでクラスの女子とつきあって一晩中セックスしたかったです。

中年になった今、10こくらい下の女の子と付き合って買い物に付き合った後高い寿司や焼き肉を食べて、その後は一晩中セックスしているんだろうなと思っていましたが今も高校生の頃と全く同じルートで中古CD屋を回っています。

ちなみ神戸はDVDやレコードに限らずフィギュアなど、東京や大阪だと速攻で売り切れるものがいつまでも残っていたり、安売りされている事が多いので買い物するなら穴場です。

大学に入ってからは誰もが就職活動が終わった後、海外旅行に行きまくる中で007とスティーブン・セガール主演の映画を片っ端から観ていました。

それと映画館でアルバイトしていました。売店担当でした。今思えばあの仕事が一番自分に向いていました。

ーどのタイミングで本格的に映画の発信を行おうと思ったんですか?

(ニヤニヤ笑いながら)映画好きと繋がりたかったからです。
「ショーシャンクの空に」を観て「生きることは苦しい、そして美しい」とポエム決めちゃったり、「プラダを着た悪魔」を観て「私も自分らしく生きる」みたいな安い感想を言う安い女にしゃぶってもらいたいです。

ーイベント、記事、映画のコメント…今までで一番思い出深いものはありますか?

「メカニック:ワールドミッション」で宣伝をお手伝いさせていただいた事はクソみたいな人生で唯一の幸せな出来事でした。

映画秘宝に履歴書を何度か送りましたが、全く相手にされずDIEsukeさんと「クソが!」とぼやいていた頃だったので、嬉しかったです。

映画宣伝会社さんに打ち合わせで呼んで頂いた日にファミレスでドリンクバーと山盛りポテトでお祝いしました。
2人とも当時既に30歳を超えてましたが金がないのでそれが限界でした。

ビー・パワー・ハードボイルド 「メカニック:ワールドミッション」での活動まとめ – Be Power Hard Boiled Z (bphbxxx.com)

ー「映画ブルースマン」としてどのような事を心がけていますか?

映画も音楽も好きですが「哀愁(ブルース)」を感じる瞬間が好きです。

例えば「エクスペンダブルズ2」でジャン=クロード・ヴァン・ダムがスタローンとの決戦で銃を投げ捨てますが、サングラスについては私物だったのかそっとテーブルに置きます。

音楽だとレーナード・スキナードの「ストリート・サバイバーズ」のジャケットがメンバーの何人かが写真撮影だったことをど忘れしていたのか部屋着みたいな恰好で映っています。

カッコつけているつもりが、どこかみっともない。もしくは本人にとっては黒歴史なんだろうと思える瞬間。

そのようなものを見つけるのが好きです。

最近はファスト映画やら、レビューサイトの評価で観る観ないを判断している方も多いみたいですが、周りの評価に流されず、自分だけのおもしろポイントを見つけて欲しいです。

と、いろいろ書きましたが、DIEsukeさんが「映画ポン引き」と名乗っているのがいいなーと思ったのでこないだ相談して最近決めてもらいました。心斎橋の喫茶店で。

ー「ネット史上、最も意識の低い映画サイト」ビーパワーハードボイルドを運営されておりますが心がけていることはありますか?

たまに反響をいただくことはありますが、ちょっとウケたからって「映画に恩返し」とか寝言を言わないことです。

ーSNSでの発信を続けていて「やっててよかった!」と思ったことはありますか?

やっててよかった事は思いつきませんが、こないだ

「映画ライターと名乗ってるくせに評判の悪い映画をここぞとばかりにボロカスに叩いてバズらせて悦に浸るやつ無理」

とツイートをしたら「俺の事言いましたよね?」ってDMが来ました。

フォロワーでもなかったと思うのですが、わざわざ俺のツイートを読んで情緒不安定なDMまで送ってきたんだと想像するとキ(以下自粛)

ーデッドプー太郎さんの今後の目標はなんですか?

音楽で食っていきたいです。

ビーパワーでも音楽ネタを取り上げたりYou Tubeにオリジナル曲をアップしますがいつも全くウケません。それでも続けるのは意地ですね。

普段こんな事言いませんが俺が音楽ネタを投稿した時は必ず「いいね」しろ

ービーパワーとしての今後の目標はありますか?

紹介した作品に触れるきっかけになればありがたい話ですが、映画好きなんて基本的にコミュ力のない陰キャラばかりです。

5人集まれば1人は確実にクソみたいなやつが出てきます。

だから映画好きと交流したい、繋げていきたいなんて1mmも思いません。

それこそ「ビーパワーがオススメした映画を観て生きる希望が湧きました」って話なら股開けやって事ですよ。

あっ!!今目標決めました!!

年に1回は焼き肉か寿司でパーッと散財するのとオフパコですね。

interview:ビーパワー事務局

「ビーパワー技の1号」ことデッドプー太郎さん。一言一言から人間としての器の小ささ、陰湿さが伝わってきました。
またインタビュー中ずっと「おまえ彼氏おらんのか?最近寂しいんちゃんか?」と聞いてきました。

デッドプー太郎さんのビーパワーでの活躍をどうぞお見逃しなく!

デッドプー太郎さんの一問一答!
①映画館にはどのくらいの頻度でいく?
しゃぶったら教えたるわ
②お気に入りの劇場は?
しゃぶったら教えたるわ
③私の大切な一本!
しゃぶったら教えたるわ
④映画以外に好きなこと教えてください
はよしゃぶれや