「ジョン・ウィック:チャプター2」公開記念。ドム闘犬化計画

「ジョン・ウィック:チャプター2」がついに公開された!!

前作では犬は序盤にて殺され、それがきっかけで皆殺しワールドツアーがはじまるわけだが、「チャプター2」については犬は死なないので世界中の愛犬家も安心の作品だ。

本作での犬は家が丸焼けになり怒り心頭のジョン・ウィックと行動を共にする。筋骨隆々な姿と主人の命令に忠実な姿はまるで「戦闘力高めのハチ公」

名前こそつけられていないが唸り声も上げず、ジョン・ウィックの隣をちょろちょろ歩く姿がめちゃくちゃ可愛かった。

ジョン・ウィックの犬(名無し)
犬種:ピットブル(ラッパーがよく飼っている)
通称:暗殺犬
特徴:ひたむきで忠実、任務への高い集中力
長所:熱心でイタズラ好き、パワフル、とても勇敢、友好的
短所:躾が不十分な場合、過度に攻撃的なじゃれ方をする。

犬と言えば私デッドプー太郎にも犬がいる。

ドム(本名ドミニク・トレット)
犬種:ブリュッセル・グリフォン
通称:ドム蔵、DMZ、愛想のいい犬(通っているドッグランにて)
特徴:黒人のような黒い唇、尋常じゃない毛の量
長所:人間、犬、鳥、「生物」全てに愛想が良い
短所:「チューバッカ」と呼ばれるがスターウォーズを観たことがない。

ピットブルは闘犬だが、ドムも一応は元をたどれば猟犬。血統書もついている!!

チューバッカかイウォークか「犬じゃない何か」みたいな顔だが、きっと攻撃的な血が流れているはず!!

というわけでドムを闘犬にして「ジョン・ウィック3」が公開されたらキアヌ・リーブスの相棒にしてもらおうという壮大な計画を立てた。

やる気に満ち溢れたドム蔵くん。

1.忠誠心

飯のためならなんだってする
おすわり、お手、伏せをすぐに覚えた。

特にお手は高橋名人ばりに連打する。

それ以外にも
きちんとトイレで用を足す。家の場所を覚えている。

最近はドッグランに連れて行ってもらえることがわかるようになったのか
車が来たら自分から乗り込むようになった。

ある日、棚の下に必死に潜り込もうとするドム蔵がいた。「何を必死になっているのか?」と思いきや、ドッグフードが一粒落ちている事に気づき頑張っていたのだった。

自分の利益のためなら努力を惜しまない。すぐに芸を覚える。合格!!

2.体力
ジョン・ウィックの犬は一緒に徒歩でホテルまで向かった。ハリウッドを目指す以上、連日の撮影に耐えれる体力が必要だ。

ドム蔵くんだってドッグランに連れていけばバッキバキの笑顔で全力疾走する。

そして速攻でバテる。

暑さに弱く。しばらくすると日陰で休んでいる。

持久力はないが、ダッシュのスピードはすごい!!

そして何より半笑いで走っているのが猟奇的だ!!

合格!!

3.武器への関心
ある日の事、早朝にサバゲーの準備をしていたら部屋にやってくるドム蔵くん。

 トカレフを見て満面の笑みを浮かべている

絶対に「今日のわんこ」では放送できない光景だ。

銃器への興味の高さに父親としては嬉しかったが事故が起こった。

「ジョン・ウィック」はマフィアがグレネードランチャーで家を破壊したが、ドム蔵はよりによって自分の家を破壊した。しかも35年ローン、住み始めてまだ半年だ!!

怒ったが、やりとげたような清々しい笑顔だったのでこっちが無力化してしまった。

合格!!

4.あくなき向上心

慢心は禁物。つねに高みを目指さなければならない。

その点でDMZは完璧だ。

「自分が犬」という事実に満足せず、二足歩行に挑戦する時もある。

生物として進化しようとするストイックさ。

無謀ともいえるチャレンジ精神。

ちなみに着ているTシャツは100円!!

合格!!

5.リーダーシップ

時として飼い主を引っ張っていかなければならない。

その点では我が家のDMZもホームセンターに行く際は画期的な頼もしさを発揮する。

大好きなワンワンビスケット(プレーン味)を求めてショッピングカートの上で
仁王立ち!!

もちろん金はないのでオール俺が負担だ。

6.コミュニケーション力

ドムだが、「生物みんなダチ」という宇宙規模のブラザー精神を発揮する。

ドッグランに行けば、大小関わらず出会う犬全てに挨拶。

10分もしないうちに初対面の犬達と犬同士のケンカを野次馬。

20分経つ頃にはどこか違う飼い主に水を飲ませてもらっている。

そのせいか「愛想のいい犬」「フレンドリーなチューバッカ」と一部の愛犬家から呼ばれている。

 

ペットショップでは売れ残っている犬に「今が頑張り時だ!!」と声かけ。

(ちなみにこの子はとてもドムが来たら嬉しそうだったが、値段が値段なので俺ではないどこかの金持ちが連れて帰っただろう。)

ちなみにインコ達からは死ぬほど嫌われている。合格!!

ドム蔵くん、ばっちりじゃん!!これでハリウッドからのオファーを待つだけだね!!と喜んでいた時、思いがけない出来事が起こった。

ある日の日曜日、夫婦で好きなバンドのベーシストの方が保護犬の里親探しのイベントに携わっているので、ドムと一緒に行った。

ドム蔵はささみジャーキーをかじりながらまだ見ぬお友達に興奮していた。

会場に行ってみればワンちゃんがたくさん・・・・・であることには間違いないのだが、

ピットブルやらドーベルマンやらガチの闘犬で溢れていた。

 保護団体の皆さんが飼っている子達らしい。

人間が支えてあげないと生きていけない。放置したら殺処分されてしまう・・・

保護してあげないといけない子なのは間違いない。

というか全力で保護しておかないとマジで怖い!!

犬によっては俺よりでかい・・・ドム蔵君は遠目から見て「あっ、いつも一緒に走っているミニチュアピンシャーじゃねーか!!」とはしゃいでいたが、近くに行けばドム蔵の4倍以上ある

尻尾を振ってかけてくるドーベルマン!!「頼む!!来ないでくれ!!」と言わんばかりにバックステップするドム蔵!!

ドーベルマンとの対面が終われば今度はピットブルとマスティフがいた。

「ジョン・ウィック」で見た時は可愛かったが、実際見ると「好きな肉は人肉です。」と言っても嘘じゃなさそうな迫力だ!!

この子たちも自分の姿を忘れて尻尾を振りながら駆け寄ってくる!!

ドム蔵も察したのだろう「こいつらはデカいが、ゴールデンレトリバーではない・・・」

いつもは「元気な奴は好きだ」と言わんばかりにじゃれるドム蔵だが、その場で座り微動だにしなくなった。仲良くなれたみたいだが、表情は引きつっていた。

イベント終了後、しばらく固まってしまったドム。

 「パパ、俺は闘犬じゃない。飼い犬だ。」

何かを訴えかけているような表情だった。

デッドプー太郎が夫婦で更新しているドムのインスタです。よかったら見てください。

https://www.instagram.com/dom_dmz/

インコのアカウントもこっそり更新しています。

https://www.instagram.com/funny_3chan/

「ジョン・ウィック:チャプター2」
7月7日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開
配給 ポニーキャニオン
(C)2017 Summit Entertainment,LLC.All Rights Reserved.