台湾 フィギュアショップ攻略 (ホットトイズ ビーストキングダム)

先日旅行で台湾に行ってきた。

台湾と言えば、ホットトイズが日本よりかなり安いという事は知っていた。

Facebookで台湾のフィギュアメーカーのBeast Kingdom(野獸國)のページを調べてみたところ、1元(台湾ドル、NT$等も同義)=3.6円で計算しても例えばホットトイズのマーク85なら

日本 55,000円

台湾 13,100元(約47,160円)

ホットトイズのキャプテンアメリカ(エンドゲーム)

日本 39,000円

台湾 8,450元(約30,420円)

ホットトイズのスパイダーマン(アップグレードスーツ)

日本 35,000円

台湾 7700元(約27,720円)

定価でも日本の予約価格より安かったりする

旅行前にネットで台湾のフィギュアショップについて調べたが、あまり情報がなく今回の旅行で自分の足で調べまくったので今後台湾に行かれる予定のフィギュア好きの方がいれば是非とも参考にしてほしい。

というわけでビーパワーハードボイルド初の役に立つ記事 の始まり!!

台湾(台北)フィギュアショップ情報

※それぞれのお店には最寄り駅を書いているが、台湾のタクシーは初乗りが100元からと日本と比較してかなり安いのでタクシーを使っても良いかも。タクシーでぼったくられる事もないし、英語や中国語が出来なくても スマホに住所を控えて見せれば理解してくれる(住所はググろう。)

■BEAST KINGDOM(野獣国)

日本だとEGG Attackで有名なメーカーだが店舗も運営しており フィギュアだけでなくアパレルなども置いている。店の作りはトイ・サピエンスに近い。

ちなみにホットトイズの予約価格は定価からさらに1割引・・・羨ましい。

・Beast Kingdom三創店 →【最寄り駅】忠孝新生駅

台湾の家電量販店である「三創」内の店舗。今回俺が滞在した時には奇跡的にホットトイズのイベントまで開催していた!!

マーベルのムービーマスターピースとコスベイビーを中心に展示されていました。
今回の目玉、アイアンマンマーク85バトルダメージ。今までのホットトイズと頭一つ飛び出たレベル。2年後の発売が待ち遠しい。
サノス。ガントレットいらないんだけどな・・・。
ドン・チードル最終形態。今回掲載した3体が個人的にクオリティに驚いた。

今回俺が滞在した時には奇跡的にホットトイズのイベントまで開催していた!! 日本と比べて展示会自体のスケールが大きいし(東京コミコンばり) ディスプレイも写真撮影しやすかった。

ただ日本と比べて安いという事もあり大半が売り切れていた。 (コスベイビーも日本より1000円くらい安く期間中毎日少しづつ補充されてたみたいだけど瞬殺だった。)

6Fにフィギュアショップとゲームショップが集まっており秋葉原のラジオ会館に似ているように思えた。 日本だと今や発売後となると定価で買う事すら難しいホットトイズが日本の予約価格以下で売られているのはありがたい。また、発売も日本より早く、今回の旅行では9月8日現在、日本では発売の予定すら出ていない1/4ナノガントレットも販売されていたので嬉しかった。

マーベルに比べるとDC,スターウォーズ系は在庫が多くアクアマンやフラッシュ、ダースモールなども店頭で売られていた。

ウォーマシンマーク4が12,500元と安かったので

俺「日本じゃホットトイズがめっちゃ高いんだ!!台湾最高だね!!」

店員「日本が高いのは聞いた事あるよ!!今度トイサピに行くから楽しみ!!」

と仲良く喋っていたら、帰りに嫁がスマホの電卓を触りながら 「この値段で安いって何?あんたこないだ届いたやついくらで買ったんや!?」 と聞かれた。

 鉄則、嫁の前でフィギュアの値段の話はしないこと

なお、ディスプレイに気合が入り過ぎてホットケノービなら発情期のサルのようにオモ写するんじゃないかというレベルだった。店員と客が真面目な顔でずっと話し込んでいるのでのぞき込んでみたらアイアンマンマーク50のパーツの交換だった。俺も初期不良品があたりホットトイズジャパンに送り返したのだが、世界的にマーク50は初期不良が多いみたい。

ディスプレイに力を入れるのはお国柄なのか隣のガンプラ屋もジオラマに気合が入っていた。(値段は日本よりかなり高かった。それにしても関税の影響かガンプラはどの国でもかなり高く売られている。)

個人的にこの三創店が台北内で最も良いお店だと思う。

・Beast Kingdom誠品武昌店 →【最寄り駅】西門駅

渋谷、心斎橋のような若者向けのエリア。

正式には「誠品書店」で元は本屋だが進化してセレクトショップに。入っているお店や内装といい近年TSUTAYAがオシャレな本屋に路線変更しているのはここを参考にしているかららしい。(2019年の9月27日に東京に日本第一店舗ができるとの事)

こちらも三創店同様ホットトイズ、ビーストキングダム系が充実。やっぱりEGG Attackを使ったディスプレイに気合入っていた。



・Beast Kingdom忠孝店 →【最寄り駅】忠孝敦化駅

原宿、堀江のようなオシャレエリア。ここについてはイベント専用店舗なので行く前にFacebookページ等で何を開催しているかよく確認する必要がある。俺が行った時はLINEフレンズ特集だった。現実を受け止められず何度も周りを探したが、間違いなくLINEフレンズだった。入店後10秒で立ち去った。

・萬年商業大桜(商業ビル)→【最寄り駅】西門駅

日本でいうまんだらけに近い。置いてるものがガンプラやドラゴンボール、ワンピースの プライズ品ばかりで日本に比べて割高。とはいえ魂ネイションのブースがあったり、日本では全く流通のないフィギュアーツがしれっと売られていたりする。

トイザらス→場所はおぼろげ。ツアーで無理矢理行かされた免税店の隣にあった。

マーベルレジェンドは品ぞろえは多いけど値段は決して安くはない。POPでも言えるがアメトイは基本的に日本で買うのと値段は大して変わらない。

・台北地下街→文字通り台北駅付近の地下街。

UFOキャッチャーがあるのだが、景品のパンチが効きすぎている。

コンプライアンスを完全にド忘れた逸品、ピカプール!!

ギャル男?サーファー?ばりに色黒のソー

ある意味でホットトイズよりホット、ビーストキングダムよりビーストだ

台湾のUFOキャッチャーも日本同様確率機であり、台湾のそれは景品を掴んでも遠くにぶん投げる。最初から画面に「〇元以上課金したら確実に取れる」的な記載があり、実際に指定額を超えると、何度でもクレーンを動かせるようになり、きちんと掴むようになる。1プレイ10元なので日本と比較するとかなり安いし欲しいものがあればがんがん小銭を入れてしまおう!!

注意点はある一部のエリアは臭豆腐のお店があり、地下ということもあり臭さが異常だ。 実際俺は吐きそうになった。

桃園空港

帰国直前にもチャンスはある。なんと免税店にもフィギュアが売っている。

童趣館(Wonderland)の方ではなくPowerportというお店だ。

写真の通りホットトイズもコスベイビーもがっつりある。ここに来るときには出国手続きは全て終わっている時なのでトランクの荷物の量を心配する必要もなく機内に手持ちで入れたらよい。

また、写真に撮り忘れたが日本ではプレバン限定のフィギュアーツの人造人間21号が普通に売られていたりとある意味で一番良いお店かもしれない。台湾の旅行の際には飛行機の時間の1時間前までには全ての手続きを済ませておこう!!

桃園空港の免税店エリアはかなり広いのでくじけずに探して欲しい。

また、今回紹介したお店はUFOキャッチャー以外はクレジットカードが使える。換金すると手数料がかかるので高額なおもちゃを買う場合はカード支払いをおすすめする。

最後にフィギュア以外に限らず、大阪からだと飛行機で2時間。時差はたったの1時間。飯がうまくて安い。治安も良くて夜遊びできる。といいことづくめの台湾。

夜市の方家鶏肉飯。尋常じゃなくうまい!!

みんなも行こう!!