忖度なし!!ビーパワー ゴジラ怪獣王決定戦

「ゴジラVSコング」の予告解禁以来、俺の中で人生数十回目のゴジラブームが来ている。

懐かしくなり、押し入れに収納していたゴジラ怪獣軍団を取り出した。

「ゴジラVSキングギドラ」公開当時のガチャガチャ人形で入場者プレゼントとして劇場でも配布されていた。

写真を見ての通り、マイナーどころも抑えたラインナップなのでゴジラやキングギドラが当たればよいが、ガバラやカマキラスが出てきた日にはこれから観る映画へのテンションが急下降する危険な代物だった。

兄弟でねだってコンプするまでやり続け、余ったものは親父が塗装してくれた。

幼稚園に持っていってみんなに自慢していた記憶がある。

現代の目で見てもデフォルメ具合が絶妙でかわいい。(翌年以降現在のHGシリーズの元になったであろうリアルな造形になった)

ゴジラ怪獣軍団は俺のフィギュア好きの原点ともいえる。

久しぶりに触っていると箱の裏側にこんなものが書いてあった。

トントン相撲で勝敗を決める。なんと公式ルールらしい。

というわけで忖度一切なしでビーパワー怪獣王決定戦を開催します。

ビーパワー怪獣王決定戦ルール:バトルロワイヤル形式で倒れた怪獣は順次排除。最終的に残った2体がタイマン勝負

ー半世紀以上、世界中の人間が劇中での活躍についてどれだけ考察しても決められなかった怪獣王がついに決定します!!

今回はゲスト解説者にシン・ゴジラさんを迎えてお届けします。シン・ゴジラさん。本日はよろしくお願いします。ー

シン・ゴジラ「本日はよろしくお願いいたします。

ゴジラというコンテンツは「水爆の恐怖」のアイコンとして誕生したわけだけど時代の変遷と共にエンターテイメントになっていったんだよね。

それはそれで肯定してるんだけど、やはり怪獣というのは恐怖の象徴であり、一種の神のような存在であるべきなんすよ。

さらに日本は古来より偶像崇拝の文化がある。

祟りの神々達をわずか3cmの塩ビ人形というフォーマットに変換し争わせ、頂点を決める。

これはある種とても日本的であるという側面がありながらもエポックメイキングな試みなんだよね。

覚悟はしてましたが、めんどくさいですね‼︎それでは早速出場選手を紹介します!!

怪獣軍団パート1より

ゴジラ(おそらく造形からモスゴジ)
アンギラス
モスラ成虫
モスラ幼虫
ラドン
キングギドラ
ミニラ
カマキラス
バラゴン
ゴロザウルス
ガバラ
ヘドラ
ガイガン
メガロ
メカゴジラ
キングシーサー
チタノザウルス
ビオランテ(植獣形態)
メカキングギドラ
ゴジラ’92(ギドゴジ)

怪獣軍団パート2より


ゴジラ’92(ギドゴジ2)
ゴジラザウルス
ドラット
ビオランテ(植獣形態)
マグマ
モゲラ
メカニコング
ジェットジャガー
メカキングギドラ(BIGサイズ)

マグマですよ・・・バラゴンがメジャー怪獣に感じるほどどうかしてるメンツですね!!

重量的にどう考えても当時の目玉だったメカキングギドラ(BIGサイズ)が優勝候補ですが、シン・ゴジラさんとしてはいかがでしょうか?ー

シンゴジラ「ギドラは日本神話のヤマタノオロチをモチーフという時点で、「生命を超越した存在」というコンセプトをオーガナイズしたデザインだよね。

そういった点では私も庵野秀明という男のフィルターを通した「怪獣」という概念をモデリングしたものだね。

「私は好きにした。君たちも好きにしろ」とはうまく言ったものだよね。」

ー(どうしても自分の知識をアピールしたいんだろうな…)ありがとうございました。それでは第1ラウンドです!!ー

-左上を注目してください!!

なんと!!優勝候補のメカキングギドラBIGサイズ)が倒れている!!

当時2体入り100円だったところをこいつだけ1体だったのに!!あの風格はなんだったのか!?-

シン・ゴジラ「(どや顔で)まず君が落ち着け。

ー(・・・殴りてぇ。)既にモスラやラドン、ガイガンなどの人気怪獣が脱落したのが戦いの激しさを物語っています。それでは第2ラウンドです!!ー

見てください!!ゴロザウルスが残っています!!

しかもメカゴジラを支えています!!

この非情な争いの中で利他の精神!!

「怪獣総進撃」でキングギドラの背中にドロップキックを決めた以来の活躍です!!

もう誰もゴロザウルスの事笑っていませんよ!!ー

シン・ゴジラ「(興奮気味に)素晴らしい!!一般的に弱キャラ扱いのゴロザウルスが第2ラウンドまで残るだけでなく、活躍する。これぞルサンチマン的なカタルシス!!

ー(やっぱこいつの事好きになれないわ)残った怪獣は

ゴジラ’92、メカゴジラ、キングギドラ、メカキングギドラ、ヘドラ、ジェットジャガー、チタノザウルス、ゴロザウルス!!

優勝候補の4怪獣はさることながら、今年はアニメで再評価の予感のジェットジャガーなどが残っているのがガチ勝負の醍醐味ですね!!

忖度なしと言いましたが、ぶっちゃけゴロザウルスに優勝して欲しいです!!

第3ラウンド!!

ーゴロザウルス堕つ!!

なんと決勝はゴジラ対チタノザウルスになりました!!

まさかのまさかです!!

ゴジラ史上ワースト1の興行収入だった「メカゴジラの逆襲」に登場したチタノザウルスがゴジラに挑みます!!

誰がこの決勝を想像したでしょうか!?ー

シン・ゴジラ「(めっちゃ早口で)ヤバいヤバいヤバいヤバい!!

これは特撮だけでなく、息の長いコンテンツのみにできる現象!!

例えばアニメ「機動戦士ガンダムUC」以降に見られる懐かしの機体が登場するだけでなく活躍するというクリエイターのドヤ顔が透けて見える展開!!

「おまえらこういうの好きやろ?嬉しいやろ?」という魂胆がわかるんだけど、古参のファンはバイアランカスタム無双に涙を流して喜んだ!!

オタクの知識とノスタルジーの両方を刺激する!!

こういうのにギークは弱いんすよ!!

だから我々は「ウルトラマンZ」でのセブンガーの活躍に毎朝心踊らされた!!

最終回では橋爪淳氏がドリル付きのセブンガーに登場するという「ゴジラVSスペースゴジラ」でのモゲラを彷彿とさせるウルトラマンというコンテンツを超えた特撮ファンへのプレゼント!!

すいません・・・話がそれちゃいました(笑)

あの、あのですよ!!チタノザウルスが決勝まで残りゴジラと怪獣王の座をかけて1対1の戦いをする!!

まさに固定観念の破壊と想像、スクラップ&ビルドなんすよ!!

ー(小さな声で)カッコつけてギークって言うなクソオタク。

さぁ怪獣王になるのはゴジラか!? チタノザウルスか!?

ゴジラが優勝しました。

尚、チタノザウルスは開始5秒ほどで倒れました。

正直、ゴジラ92ギドゴジ)が勝つというあまり面白みのない結果になりました。

シン・ゴジラさん、一応感想聞くわ。ー

シン・ゴジラ「(上ずり気味かつ号泣しながら)平成ゴジラシリーズはスペゴジの造形で完成されるわけで、ギドゴジは通過点である。

しかしギドゴジはシリーズ中、最も重厚でマッチョイズムを体現した個体!!

ゴジラの暴君性という点ではギドゴジは初代、GMK同様避けて通れないんですよ!!

ギドゴジの優勝については「怪獣王ゴジラ」という称号への明確なアンサーであって時代の感受性への・・・

ーうるせぇ!!めんどくせぇんだよ!!おまえはケツから巨神兵生やしてエヴァンゲリオンの新作寝て待ってろ!!ー

というわけでやっぱり怪獣王はゴジラでした。

個人的に「VSキングギドラ」が最初に映画館で見たゴジラなのと昭和メカゴジラが好きなので久しぶりにフルコンプで買いました。
びっくりするくらいクオリティが高いです。ガチャガチャも30年で変わりましたね。値段も。

なんだかんだでシン・ゴジラも好きです。4回くらい観てます。

記事で使ったのはこれらです。