ここに来てのビーパワー連続更新。
果たして俺に何があったのか?
そりゃアンタ暇だからだよ!
土日なんて家から一歩も出ないのがザラなのですが、 もう俺は引退して世を捨てた元殺し屋か?と。
そんな世捨て人の俺にピッタリな映画がNETFLIXにて公開さ れた!最近!
それがPOLAR/ポーラー~狙われた暗殺者~である。
という訳で今回は暇ついでにPOLAR/ポーラー〜狙われた暗殺者〜 をご紹介しようと思いますよ。
気になるあらすじ。
マッツ・ ミケルセン扮するダンカンは押しも押されぬ殺し屋であった。
誰が呼んだか、コードネームはブラックカイザー。
直訳したら黒皇帝というユンケルの新商品みたいなコードネームで あったが、名前負けしない確かな仕事ぶりで、はや30年。
そんな彼の殺し屋家業も定年を迎えようとしていた。
引退に先駆けて、山あいにある湖の近くにへーベルハウスを購入。
あとは引退して年金暮らしを待つばかりであったが、 最後の仕事が舞い込んでくる。
しかし、この仕事には裏があった。
なんとダンカンが務めている会社が「 たけえ年金を払うわけねえだろ! つきましては引退したら死んでもらいます!」と脱福利厚生なワ〇 ミも顔負けのブラックな経営方針にシフトしていたのだ。
ダンカンの命を取るべく、 空手バカ一代ばりに片眉のアジア女を筆頭に、上下ジャージ、 ヒゲ、ビッチというド派手なヒットマン達が動き出す。
こうして死神マッツミケルセンの定年退職を賭けた殺し屋バトルが 始まるのだった。
簡単に仕事が辞められない、という意味でも身に詰まされる本作。
割と面白半分に人が死ぬ、 あるいは殺される倫理観ゼロの殺し屋業界が描かれております。
もう躁状態といっても過言ではない殺し屋軍団と対照的に終始冷静 なのがマッツ扮するダンカン。
逆探知されないためにマッチを擦る位にSIMカードを割る、 子供たちへククリナイフを使った殺人授業、 お近づきの印に銃を渡す、 ベッドでハッスルしてから即全裸銃撃戦、 ジャッカルばりの遠隔機関銃 など確かな仕事ぶりを披露してくれます。
あるシーンで木の上から地面へ舞い降りるのだが、その姿はもはや死神。
原作は渋めのグラフィックノベルなのだが、 現実離れしたマッツの渋さとエロさが実写化に説得力を持たせてい る。
主演は、『北欧の至宝』と呼ばれるマッツ・ミケルセン。
007のタマキンをしばいた男としても有名な彼氏だが、 今回は命(タマ)を狙われる暗殺者を熱演。
耽美的な佇まいが情け無用の残虐ファイトに映える俳優さんですな 。
本作において見ているコチラに「これでもか!」 とフェロモンをビシバシ叩きつける!
劇中、マッツの目が潰れるのだが、 奇しくも見る人によってはマッツフェロモンで思わず目が潰れるん じゃなかろうかと思わせた。
さらに劇中、ダメ押しのように尻も出すわけだが、 このグラビア精神はどうだ?
どんな宝だよ!至宝に尻を出さすんじゃないよ! と言いたくなるが、コチラとしても黙って拝むしかない。
まさにマッツの過剰摂取である。
そして同じようにヨーロッパ出身でケツを出していたヴァンダムは何処でマッツと差がついて しまったのか・・・ と思わず遠い目になってしまうのだった。
もう初心者からしたら時速140km位でマッツという剛速球が飛 んでくると言っても過言ではない本作。
批評家からは総スカンらしいが、恐らく全員やられたんでしょう、 マッツのフェロモンに。
やはり、このサイトも含め他人の言うことはアテにはなりませんな。
ともあれ、引退した殺し屋ほど暇な人には、 エロ!グロ!マッツ!