wake up theてつを!燃え上がれ!仮面ライダーBLACK RX!

「君の名は」が日本中で大ヒットした新海誠監督の最新作が遂に公開された。
雨が降り止まない東京で、どうやら100%の晴れ女が不思議なことを起こすあらすじらしい。
タイトルは「天気の子」
俺はあらすじ及びタイトルを聞いて2秒で直感した。

 

 

まさか…クライシス!
俺が素直に天気の子を紹介するとでも思ったか!

今回の作品はコレだ!

またてつをじゃねえか!
だが、あえて言わせて欲しい。
そっちが天気の子なら、こっちは太陽の子だ!
なんなら「君の名は」も、てつをが先だ!

という訳で今回は前回に引き続き、仮面ライダーBLACK RXを紹介しようと思います。
特撮ニワカ前回から何も反省してねえじゃねえか!と言われるかもしれんが、

太陽よ!俺に勇気を与えてくれ!

 

 

ゴルゴムを壊滅させて色々悲惨な最終回を迎えた、てつを扮する南光太郎。

今はヘリコプターの運転士へと転職し、佐原一家に身を寄せていた。

平和な日々を送り、本来の明るさを取り戻した光太郎であったが、ある日街中で季節外れのハロウィン集団によるチャリ窃盗に遭遇!

↑初回から衝撃の展開。

盗むだけならまだしも、連中はデカい柱をブチこむ無許可の工事を始めやがった!

誰がどう見ても普通じゃない連中を追う光太郎。

しかし、久しぶりにBLACKへ変身しようとするものの、まんまと動きを封じられ捕まってしまう。

そう、彼らはただの季節外れのハロウィン工事業者ではなかった。

その名もクライシス帝国。

怪魔界という別次元から来た彼らは、地球にいる人類を抹殺し侵略を企む、誰がどう見ても悪としかいいようがない軍団であった。

謎空間をたらい回しにした挙句、海辺の灯台に張り付けられどうせ人間じゃないんだから仲間になれ」と上から目線で勧誘するクライシス帝国であったが、それを是とする光太郎ではない。

たとえ改造人間だろうが心は人間であるのを断固として主張!

 

↑初回から全力の演技だ!

「俺たちが欲しいのは自由に生きられる、平和だーーーっ!唐突に叫ぶ光太郎だったが、声のデカさがクライシスの逆鱗に触れてしまったのかもしれない。

変身ベルトを破壊され宇宙に不法投棄されてしまうのだった。

こうして意識を失い宇宙を漂う光太郎であったが、そのとき不思議なことが起こった!

なんと光太郎に埋め込まれたキングストーンが太陽の光に反応!

意識を取り戻した光太郎は単身で大気圏を突破!

地球へ舞い戻るのだった。

ちょうど良い感じの荒野に墜落した南光太郎であったが、気がつくと何だか体がいつものBLACKではない。

そう!太陽が勇気を与えすぎたおかげでBLACK RXへと進化したのだ!

何故⁉

それは俺も分からん!

おそらく光太郎の叫びが太陽に届いたんでしょう‼

しかも横を見ると相棒のバトルホッパーも何故かアクロバッターへ進化。

完全に敵に塩を送る形になり「え⁉︎マジで⁉︎」ビックリするクライシスを尻目に「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」と名乗り、再び戦いに身を投じる光太郎なのであった。

 

↑とりあえず生まれ変わったら寝起きでポーズだ!

前作は子供を置き去りにしかねないストイックな作風であったが、RXの作風は理屈を置き去りにして『カッコいい』にパラメーターを全振り!

前作のダークさから一転、まさに太陽のような爽やかさだ。

武器、バイク、車と、独り身には思えない装備へ進化!

もう田園調布に家があってもおかしくない!

それだけでは留まらず、鉄壁のロボライダーゲル状のバイオライダーへと変身可能になる、一粒で三度美味しいライダーとなった。

それまで決め技はキックと相場が決まっていたが、抜かれたら死を覚悟するしかないリボルケインによるリボルクラッシュが決め技になるなど、それまでのライダーシリーズを考えると異色といわざるおえないめた作風である。

 

次回予告で毎回、「ぶっちきるぜ!」ナレーションが語るのだが、色々ぶっちぎった結果、もはや後半に行くにつれ理不尽とも言えるレベルの強さを発揮するRXなのだった。

だが、「太陽がある限り、俺は何度でも蘇る!」と、てつをボイスで豪語されると見てるコチラも納得するしかない。

そして前作のヒットのおかげで予算が出たのだろう。

敵は秘密結社から帝国スケールアップ!

それに伴い前作以上に激しい大爆発!

もちろんCGなしだ!

主題歌も、ちゃんとした歌手へ変更!

もちろんてつをなしだ!

そんなてつをだが、出されるロケ弁も一つから二つへ!  

更には四国ロケを敢行し「四国は俺が守る!」安全都市宣言をするなど、実に景気が良い。

最終回は、これまた全国出張していた昭和ライダーも集合する唐突な同窓会展開を見せる!

 

前作では散々一人で戦った結果、周りの人に去られてしまう実に報われないラストであったが、今回は違う!

佐原家のやんちゃなガキ、しげる!

光太郎の女友達、玲子!

サイコキネシスと水を操る一人XMENの響子!

80年代ファッションが実に眩しい霞のジョー!

…と戦いが進むにつれドラクエのようにパーティも結成されるのだった。

特に、今ではベテラン声優の小山力也扮する霞のジョーの戦闘員以上怪人以下の活躍は必見である。

おそらく小山力也がサイを振り回すのはRXだけだ!

何というか、人に歴史ありだな!

 

対するクライシス帝国も負けてはいない。

いかにも悪そうな面々が揃うクライシス帝国だが、やはり特筆すべきは高畑淳子扮するマリバロン

他の面々は割と個性的なルックスだが、ほぼ一人だけ素顔!

 

こう聞くと見た目で負けていると思われがちだが、そこは確かな演技力で担保!

上から目線の貴族キャラが実に板についている。

これも劇団女優という確かな出自があるからだろう。

金八先生のアマゾネスと呼ばれる保健の先生役でも有名だが、初めて金八で見かけた時、「おまえは…マリバロン!!とテレビの前で俺がてつを化したのは言うまでもない。

 

主演は前作に引き続き、倉田てつを。

相変わらず、強すぎる眼力と顔圧、火傷しそうなほどに熱い演技を俺たちに見せてくれる。

前作では割と悲壮な役だったが、今回は実に気のいい兄ちゃんとして南光太郎という役を再構築!

トレンディなてつをの演技は必見だ!

これもギャラがアップして、てつをに余裕ができたおかげ…

と思いたい所だが、予算アップしたにも関わらずハードな撮影環境は変わらず、現場での寝泊りが続いたらしい。

一度はRXの愛車ライドロンの中で寝ようとしたがツーシーターの為、非常に寝づらかったそうな(本人談)

最初は断ったものの事務所に不思議なことが起こってしまい、2年連続主演という前人未到のライダー俳優となったてつを。

オファーを受けるに当たって「とりあえず歌だけは勘弁してくれ!という本人の要望が通ったのは、せめてもの救いだったのかもしれない。

ともあれ、ピンチに陥れば「その時不思議なことが起きた」とナレーション一発で済ませ、悪に立ち向かうRX。

天気の子も不思議なことを起こすらしいが、太陽の子も負けていない。

更にセカイ系と言わんばかりに、終盤ではクライシス帝国50億の民をアレする部分も共通していると思うのは俺の考えすぎだろうか?

そうか!考えすぎか!

考えすぎを承知で話を続けるが(続けるのかよ)新海誠の映画といえば「え?何で!?」という謎展開をRADWIMPSや山崎まさよしの切ない音楽で押し切る力技を今まで披露してきたが、これも謎理論をRXがぶちかまし処刑用BGMを流して敵をリボルケインで爆殺する流れに似ている。

違いは熱いか切ないか位だ!

…という訳で天気の子もいいけど太陽の子も見よう!な!!

暇ならクライシス帝国と戦うほどある人は、光と闇の果てしないバトルを見て、君よ、戦う人になれ!