一番の敵は上司の浅野忠信!!現場の頑張りに涙。世界が認める暴力!!「モータルコンバット」

医学的根拠はないが確実に人体に良い影響を与える暴力

【注意】この記事で一部不快に思われるであろう表現がありますが、私デッドプー太郎は浅野忠信さんが好きな俳優であることを信じてください!!

インターネットが発達した現在、日本に住んでいるとわからない事を世界の真実を知ることが時折ある。

その一つが「モータルコンバット」の人気だ。

簡単に説明すると1992年に発売された対戦格闘ゲームで相手に止めを指す時の「脊髄ごと首を引き抜く」という演出の突き抜け過ぎた暴力性から、本国である北米ではゲームのレーティング審査機関設立のきっかけにもなった

ちなみに製作時にあのジャン=クロード・ヴァン・ダムに本人役で登場してもらおうとして
見事に断られたらしい。(このへんのくだりはNetflixで配信されている「ハイスコア:ゲーム黄金時代」のエピソード5にて観れるのでおすすめ。)

ここ日本では完全に有害扱いで20年近く日本版が発売されていない

気分が優れない時はYoutubeでそのグロテスク描写がさく裂するフェイタリティーのまとめ動画を見て、人体が輪切りになったり内臓を引きずりだしたりする様子に元気をもらうが、

「これを思いつく奴ってよほど特殊な人生を歩んできたんだろうな」

「日本で意地でも発売させたくない気持ちはわからんでもない」

と毎度思う。

北米ではストリートファイターや鉄拳、龍虎の券より遥かに売れているらしく、洋画を見ていてもテレビゲームで遊んでいるシーンで「モータルコンバット」がよく出てくる気がする。

最近では他コンテンツとのコラボもさかんでランボーやターミネーター、ロボコップもゲスト出演している。

ロボコップがターミネーターを木っ端微塵にしている動画を見てアメリカが羨ましくて仕方がなかった。

そんな背景から日本では銃や薬物ばりにタブーな存在のモーコンだが嬉しいこと実写映画は日本でも公開された!!

真田広之と浅野忠信と日本人俳優が二人も出演しているとはいえ、肝心の原作が発売されていないため市場的に厳し過ぎる日本での公開!!

配給会社がめちゃくちゃ頑張ったのか気が狂っていたのかどちらかだろう。

ともかく我々日本人も映画館でフェイタリティーを味わえるわけだ!!

あらすじ

胸にドラゴンの形をしたアザを持つ格闘家コール・ヤングはアザについてはあまり気にすることなく生活のために戦う日々を送っていたが、ある日魔界の皇帝シャン・ツンからの刺客であるサブ・ゼロに命を狙われる。

コールは家族の安全が脅かされることを恐れ、特殊部隊のジャックスに言われるがまま同じく特殊部隊のソニア・ブレイドと合流し、地球の守護者であるライデンの寺院を訪れる。

そこで太古より繰り広げられてきた魔界との格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在と、
自らが魔界の敵たちと戦うために選ばれた戦士であること、

さらに10回負けると魔界に世界を征服されるらしく、現在9連敗中!!という衝撃の事実も知る。

後1回で魔界に征服される!!絶対に負けられない!!

いきなり大きなプレッシャーをかけられるコール達の戦いが始まる!!

劇中では割とさらっと説明されて誰もがその点はあまり触れないが10回戦中9連敗という世界崩壊リーチ状態から始まる本作。

いくら魔界側が強いといえど、さすがに9連敗はライデンの人選及びマネジメントに問題があるのでは?とお気づきの方もいるはず。

その通り!!

間違いなく原因はライデンだ!!

浅野忠信演じるライデンだが、終始文字通り目が光っているだけで、具体的なアドバイスはせず偉そうな事を言うだけだ。

さすがに9連敗ともなると「ほんまみんなごめん。俺も頑張るから!!」くらいの一言はあっても良いと思うのだがそんな事言うわけもなく何なら自分は戦わない!!

演じた浅野忠信さんには申し訳ないが、どや顔で薄っぺらい事ばかり言うライデンになかなか会社が大きくならない事を社員のせいにする以前勤めていた会社の社長を思い出した。

もし俺が浅野さんにお会いできることがあれば、「まずはお前が頑張れよ!!」と頭をはたいてしまうかもしれない。

いきなり寺院に呼び出され、意味があるかないかどうかで言えば全くない修行。

浅野さん・・・もうさん付けしなくていいや、浅野からは上から口調で文句ばかり言われ、

それぞれの家庭の事情はガン無視で「とにかくこの勝負、勝つしかない。」という状況に置かれた戦士たちは強かった。

まともな指導もない中で自力かつ猛スピードで究極神拳(フェイタリティー)を覚えていく人間界の面々。

「集団で戦えば負ける。でも1対1で戦えば勝てる」という理論は一旦ここでは置いておこう。
現場の必死の頑張りの結果、魔界に勝ち始める!!(何だか書きながら涙が出てきた。)

ステロイドを打ち過ぎたアシュラマンのようなゴローなど人智を超えた魔界の面々に打ち込まれるフェイタリティ!!

原作と比べて全く見劣りしない、いや原作以上に人体が真っ二つになったり、破壊されるグロテスクな描写。

文字だけ見ると目を背けたくなるかもしれないが、単なる暴力じゃない。

ポンコツ過ぎる浅野に対して一切文句も言わずに習得した努力の賜物なのだ。

本編を見る時はその点を考慮してどうか刮目して欲しい。

公式ページの紹介文。おまえはもう「地球の守護神」と名乗るな!!帰れ!!

そして家族と共に殺された後、死の世界で復讐の機会を待ち続けたスコーピオンとサブ・ゼロのリターンマッチ!!

スコーピオンを演じるのは日本人のハリウッド映画での活躍を切り開いた真田広之!!

「ラスト・サムライ」を皮切りに「アベンジャーズ/エンドゲーム」など既に多くの大作に出演してきているが、本作のヒロユキはケタ違いのカッコよさ!!

現在60歳と思えない殺陣

炎に包まれてのエクストリームリスポーン!!

Get Over Here!!という雄叫び・・・

もともと真田広之さんはかなり好きな俳優だが、本作については日本人として誇りに思うほどだった。

こんな気持ちになったのはブラック・レインの高倉健さんと松田優作さん以来かもしれない。

そんな彼なので本名がハンゾウなのに死んでいる何百年もの間「生き返ったらスコーピオンって名乗ろう」と考えていたのかというツッコミは野暮だ!!

文字通り炎の男になったヒロユキ・サナダ!!

ここまで書いていると浅野忠信がポンコツな分、真田広之が頑張ってリカバリーする!!みたいに受け取られかねないが、いくらでもネタにできるほどお二人の劇中での存在が大きいという事を理解して欲しい。

コロナ対策やオリンピックの事もあり日本がどんどん嫌いになる最近だが、「モータルコンバット」でのお二人のハリウッド映画での活躍は嬉しい出来事だった。

映画としては2021年のベスト1にならない事は断言できるが、2021年を象徴する一本になるのは間違いない1本。

緊急事態が解除されたら以前のように酒どころかソフトドリンクまで薄い安居酒屋で「モータルコンバット」を肴に盛り上がりたい。

こんな事を言うと問題だが、下手にワクチンと打つより全国の映画館で「モータルコンバット」を爆音で上映した方が人体に強い抗体を持てるのではないかと信じている。

本作がヒットすればゲーム「モータルコンバット」が日本でも発売されるのも夢じゃないかもしれない。

私事になるが、コメントという形で本作に携われる機会を頂けたことを光栄に思う。

本来のビーパワーハードボイルド「3名」としての参加もうれしい。

「映画の感想を一切書いてない!!」とツイッターで突っ込まれたのだが、本作を見てくれたら俺のコメントの意味もわかってもらえるはずだ。

最後に、コメントの依頼を頂いた時に最初に

「この映画が大好きだという人に悪い人はいない。でも。「モータルコンバットが人生で一番好きな映画」という人とは距離を置きます」

と提出してさすがにボツになった事を報告いたします。