ビーパワードキュメント:決死のレポート!6時間サバゲー‼︎

※今回は映画の記事じゃないよ!

唐突なビーパワー更新。

果たして俺に何があったのか?

えー、絶賛顔の神経が麻痺しビートたけしかスタローンのような顔で過ごしていました。

このように何とも言えない日々を過ごしていたわけですが、ある日相互フォロワーのかんDくんからメッセージが来ていた。

6時間耐久サバゲーていうイベントがあるらしいですよ」

6時間!?

ぶっ続けでサバゲーだって!?

通常、サバゲーとは10~15分でワンゲーム、休憩10分で回す遊びだ。

なんならセーフティという安全な待機所があり、各々が談笑したり飯くったりと平和が約束されている。

だが、このゲームは6時間。

無制限に復活もできるものの、セーフティですら襲われる恐怖があるという。

「DIEsukeさん…これ参加しますか?」

開催日は日曜日。

なんなら次の日には仕事だってある。

馬鹿野郎!!

行くわけが

…あるだろ!!

俺が麻痺していたのは顔の神経だけではなかったらしい。

こうして『いかに意味のないことを全力でやるか』が命題の俺は早速参加を表明したのであった。

相棒のデップーさんにも参戦をダメ元でお願いしたものの「戦うより平和のために歌を唄いたい」と、すっかりウッドストックに出演したアーティストかぶれの返信が返ってきた。

だが、俺たちビーパワーは社会派コンビだ。

いわゆるジャーリズム精神がある。

「なかなか参加する機会ないだろうし、せっかくだからレポートしてこい」という非情なビーパワー指令が発動するのだった。

それはそれとして、サバゲーは準備から始まる。

市街地フィールド、インドアフィールド、森フィールド…

場所に併せて装備を変える必要があるのだ。

今回のフィールドは山と森のフィールドである。

https://ground-zero-osaka.com/

ほぼ仕事をせず、俺は当日の装備を考えるのであった(仕事しろよ)

あれこれ考えた結果、とりあえず一番信頼のおける武装をチョイス!

武装:かれこれ1年以上使っていない電動ガン(CM16-SRS)

ハンドガン2丁(リキッドチャージのガスガン=ハイキャパDOR、CO2のガスガン=BS-staccatoハイキャパ)

準備物:ガス缶2つ、

    CO2ボンベ10本

    バッテリー2つ

              BB弾2000発

    飲み物

    アクション映画の知識

装備は…あれだな!と方向性も固まり、当日がやってきた。

果たして俺は生き残れるのか?

以下は当日の6耐サバゲーの記録である。

~当日

AM8:00

かんDモービル(ヴィッツ)で現地へ出撃。

現地にはかんDくんの大学時代の先輩が2人来るという…

射撃部、そしてゼミの先輩!

射撃と分析…仲間としては申し分ないぜ!

予習ということで行きしなの車中では「ブロークンアロー」を観る。

何度見ても面白い映画だ。

面白い映画だが

今日のサバゲーには

全く参考にはならない。

AM10:00

現地到着。

恐らくベテランが多いのだろう。

みんな目つきがプロだ。

もちろん、俺達も・・・

あ!ハリガンだ!

プレデター2の舞台はコンクリートジャングル。

だが、ここはリアルジャングルだよ!

サバゲーは大体でチームわけされるのだが、我々は赤。

ハリガンは思いっきり敵のチームカラーだ!

舐めるな!山を!

そして俺は…

ハワイの私立探偵!

ダメじゃん!!!

ここにかんDくんの大学の先輩2名が合流。

頭は日本兵、下はタクティカルベストにクリスベクターという、過去と未来の設定が混在した射撃部のT先輩。

山の中にフェアレディZで乗り込んできたおかげか、現地でYouTuberに間違われていた。

強制動員…というか、騙されて連れてこられたゼミの先輩Kさん。

僕初めてなんですが…という言葉をガン無視して銃を渡す。

ハリガン:かんDくん

ハワイの私立探偵:

現代に転生した最新装備の日本兵(愛車フェアレディZ):T先輩

大泉さんばりに何も知らず参加した初心者:Kさん

目立つなあ!!

おおよそ山でサバゲーするには無理のあるチームメンバーであった。

俺たちの武器は映画の知識のみ。

結果、ガチな森の迷彩だらけの中、浮きまくっている。

だが気持ちでは負けていない!!

AM11:00~

リキッドチャージガスハンドガン:予備マガジン7つ

CO2のガスハンドガン:予備マガジン2つ

電動ガン:予備マガジン3つ

これらにBB弾を込め、13:00からの開始のゲームに備える。

ルールはフラッグ戦。

互いの陣地のフラッグを自陣の色に変えれば勝ちらしい。

だが、新品で買ったCO2マガジンの弾を支えるリップが破損!

いきなりCO2予備マガジンが使用不能になってしまう。

テリーマンの切れた靴紐並みに不吉だ。

嫌な予感が頭をよぎる。

PM1:00

ゲーム開始。

終了時間は夜の19:00まで。

血気盛んな我々赤チーム。

たが黄チームも同じであろう。

しょっぱなから、こんなに飛ばして大丈夫なのか?

PM1:15

敵陣地手前まで接近。

地面を背にした泣く男撃ちでバカスカ撃っていたら、スライドストップが吹き飛ぶ。

え!?開始15分で!?

スライドストップを探しているうちに敵にハチの巣にされてしまう。

PM1:20

こりゃあ本気を出さなければ死に続ける!

というわけで電子トリガー搭載の電動ガンCM16-SRSを装備。

再び敵陣地へアタック。

その後、王蟲への攻撃を止めるナウシカばりに出てきた係員のおばちゃんに「撃たないで~」と言われ銃撃を止めるものの、おばちゃんの後ろから現れた敵に撃たれハチの巣にされる。

自らの甘さに殺されたといっても過言ではない。

PM2:00

電動ガンがバッテリー切れで終了。

満充電してきたのに!?

まだ30分しか経ってないよ!!

四の五の言ってられないので、すかさず2本目のバッテリーを使用。

近くのお父さんが奥さんらしき人に電話しているのを発見。

銃撃戦が繰り広げられる中、「5時には帰るから!」という映画でありそうなシチュエーションに遭遇する。

PM2:20

電動ガンがバッテリー切れで終了(2本目)

いや、早ない!?

もう武器がねえぞ!?おい!という話であったが、予備で持ってきたCO2ハイキャパのスライドストップを移植。

ハンドガンのみで戦闘へ突入

PM2:30

山の上の復活ポイントへの昇り降りで体力が著しく減る。

他の同チームの人たちと時間を確認。

体感として17:00になったかな?と思い時計を確認。

「まだ14:30!?」

減っている体力に対し、時間の経過が遅すぎる。

これがアップダウンの激しい山での戦いの恐ろしさなのか、と全員が戦慄。

PM3:00

互いの陣地のフラッグを取り合うゲームであったが、ここで同じ赤チームのメンバーが重要なことにきづく。

どこにフラッグあるの?

そう、ここにきて我々を含めた全員が目的を分からず戦い続けていたのだ。

ちゃんとルールを読めよ!

という話であるが、「俺たちは一体何のために戦い続けてきたんだ…」と全員が再び戦慄するのであった。

つーか戦慄しっ放しだよ!さっきから!

PM3:30

何も知らないK先輩が、突如覚醒。

あそこにいます」とかプレデターのビリーみたいなことを言い出す。

いや草しかないじゃん…遂におかしくなったか・・・

と思いきや、目を凝らす。

あ!本当にいた‼︎

ここで初対面のK先輩の正体が明らかになる。

仕事で山の調査をしているらしく、普段の敵は猪というナチュラルボーン山男だったのだ。

PM3:45

俺、かんDくん、K先輩でハンドガンのみで行動していると10m位の距離で同じような3人組を発見。

向こうもこちらを認識し、一瞬時間が止まる。

K先輩「あれ味方ですかね…」

俺「いや、敵だ!」

メキシコのマフィアのように撃ちあいが始まり、結果負ける。

PM4:00

一旦トイレに行くためにフィールドを出る。

すると傾斜の下にあるセーフティゾーンに結構人がいるじゃないの!

あれ…山の上スタートではなかったの?

ここで知らないままでよかった事実が判明する。

そう、山と平地からのスタートだったのだ。

こっち(平地)のがスタート楽じゃん!!

山の陣地は敵襲がくるおかげでタバコや飲み物を口にするのも見張りを立てなければいけなかったのだが、こっちはどことなく平和だ。

どうりで参加者80人くらいという話なのに、我々の陣地には20人くらいしかいない理由が分かったのだった。

PM4:30

陽が落ちてくる。

夜が近くなってきたので下山作戦を決意。

そういや、さりげなくかんDくんがハリガンから着替えているのに気付く。

最初からそれでいけよ!

と、ツッコミを入れつつ、クソ重い荷物を抱えながら戦線を突破する下山作戦を開始。

しかし、平地までに行くには思いっきり弾が飛び交うルートを通らなければならない。

我々4人が初めて結束。

もうゲーム終盤だけどな‼︎

平地の安全エリアまで、あと50mくらいの距離まで来たものの、次々と落命。

結果、全員死亡して無事?下山。

平地からの戦闘をスタートする。

PM5:00~7:00

すっかり陽が落ちて夜戦開始。

百均で買ったライトで進むものの、視認性がゼロ。

敵なのか味方なのか分からない。

そこを歩く恐怖

というバイオハザードのキャッチコピーが頭をよぎる。

相変わらずの視力の良さ…もはや魔眼といっても差し支えないK先輩だが、俺含むメンバーは何も見えねえ…

結果、光を見たら撃て!という雑極まりない作戦が周知される。

暗闇で光る蓄光弾が飛び交う湾岸戦争の記録映像のような状態に突入。

このまま外にいたら死ぬ!とフィールド内の建物に侵入。

撃ち込まれまくり暗闇の中身動きが取れなくなる。

建物が制圧され味方が次々と撤退。

次は俺かとたった一人息を潜める地獄のような時間が始まる。

しかも相手の姿は全く見えない。

すると影が目の前まで来て「黄色ですか?」と聞いてくる。

「…どっちだと思いますか?」

一瞬の間の後、至近距離で互いに撃ちあい死亡。

PM7:00

ゲーム終了。

勝ち負けなんてもんを越えて全員が笑っていた。

ほら、見てごらん、夜空も笑ってるぜ。

そして膝も笑ってる。

いや、笑ってるというか膝が死んでる。

本来、耐久サバゲーのレビューとして、こういもんあったほうがいいよ!みたいなタメになる記事にしたかったのだが…

全然参考になってねーじゃねえか!!

とはいえ、どんなに強い武器だろうが装備だろうが関係ない。

何人倒したとかも、この際どうでもよい。

まずは戦い抜く気力が大事!

という学びを得ましたよ。

そして何より撃つ側も撃たれる側もマナーを守っていたのが印象的だった。

ゴルフばりに紳士淑女のスポーツなのを改めて実感出来たように思える。

とてつもなく月並みな感想だが、圧倒的に撃たれた回数が多いが、楽しいイベントでしたよ!

以上!

筋肉痛がエグいので完‼︎

「ああ、今から帰るよ…けど俺のハイキャパの…ハイキャパのスライドストップは…もう戻らない…」

今回の舞台=グランドゼロ大阪

このページより分かりやすい当日の様子

その1 その2