はるちゃん

デッドプー太郎です。

いつの間にか2か月も更新してないこのサイト。
映画ネタではないんだけど、かなり精神的にきついことがあるので落ちつかせるためにこの場を使います。

9月21日(木)17時30分 我が家のはるちゃんこと春子が旅立ちました。

蛍光イエローの体で部屋中を飛び回り、
毎日、老鳥になったミンちゃんと五郎を追いかけ回してたり、自分より遥かに大きいドムを威嚇するなど体が示す通り、
我が家を笑いで明るく照らしてくれておりました。

9月15日(金)朝、いつもより元気がない。
少し涼しくなったせいか、俺自身と五郎も具合がお腹を壊していたので同じように季節の変わり目で体調を崩したのかなと思っていました。

翌日もやはり普段に比べると元気がないので早めに保温してシーツを被せて休ませる。

17日(日)になって片目が荒れている様子な症状が出たので病院に連れていくと先天性の疾患があり副鼻腔炎との事。

インコの副鼻腔炎というと治りにくい病気ですが、まだネットで出てくるようなひどい状態ではないし抗生剤を貰って帰宅。
油断するとすぐにカゴから飛び出すので休ませるようにしました。

19日(火)になって食欲も減り気味でしんどそうではあるものの、即日治る病気でもないので出社。
12時頃くらいに妻から連絡がありどんどん弱っていくので再度病院に連れていくとの事。

上司に相談して在宅勤務に切り替え。

帰宅してみるとはるちゃんは急激に弱っていました。
とはいえこの日は回復のために注射もしてもらっていたのでその影響で疲れているのかなと思っていました。
(実際今年9歳のミンちゃんは過去に何度か同じ状態まで弱って注射を打ってもらい、その度に復活している。)

仕事しながら様子を見ていると夕方にカゴの中でうずくまるようになる。
経験上、ここまで来ると相当衰弱している。最悪の可能性が脳裏に浮かんできました。

急いで小さなカゴに移し替えて温度を30度を保つように管理。

会社にも相談して厳しい状況なので翌日以降も在宅勤務にさせてもらい夜中であろうが30分おきに様子を見るようにしました。

何度か復活してしっかりご飯を食べたり、カゴから脱走して部屋を飛んだりしていたはるちゃんですが、これまでの看病も実を結ばず、21日(木)の昼頃から歩けなくなり、危篤状態になりました。

夫婦で一緒に保温したり声をかけたり必死で励ましたのですが、最終的に妻の手の中で旅立っていきました。
最期の3日間を在宅でしっかり看病させてくれた上司には本当に感謝しております。

わずか7か月の命でした。人間でいうと中学生くらいです。
4月2日に我が家にやって来たので半年にも満たない日々でした。

はるちゃん自身びっくりしていると思います。
最期の数時間、必死で鳴いたり懸命に羽を広げていました。

正直に書くと、昨年夏に約9年と立派に寿命を全うした初代セキセイインコのチャー子との別れを引きずっていたのですが、ようやく立ち直りつつあり迎え入れたのがはるちゃんでした。

また、7歳を超えて寿命にさしかかっている五郎の老化が去年あたりから顕著で飛ぶ時間も減っています。飛ぶより喋ったり鏡で自分を見てうっとりしてばかりになりました。

自己中心的でナルシストな五郎のキャラもあるので、あまりしんみりせず「今までありがとうな。」と五郎を茶化しては噛まれるという茶番を日々繰り広げてはいますが、まさか生まれたばかりのはるちゃんを見送ることになるなんて。

23日(土)に実家に帰り、チャー子、三郎、幸子が眠る花壇に埋めてきました。

これまでの別れも本当につらかったですが、あまりにも早い別れで、ショックが大きすぎるのでしょう。
未だに涙も出ません。感情が削り取られたような感覚です。

病気も重篤化する前に見つけて即通院、つきっきりの看病でも助からなかったので、はるちゃんはそういう運命だったのかな
と冷静になろうと思考しても、部屋中を飛び回っていたやんちゃな姿と最期の苦しそうな姿が脳裏に浮かんで絶望的な気持ちになります。

申し訳なかったのがドムの7歳の誕生日を例年のように明るく祝えなかった事です。
底なしに明るい茶坊主も犬種的に寿命が10-15歳と言われているので暗い気持ちになってしまいました。

文章にすることで整理ができる性格なので少しは楽になるかなと文字にしてみたのですが、あまり気分は良くないです。
どういうわけか旅立った他のインコ達の事もたくさん思い出します。昔に戻れたらと思います。

気力が湧かず色んな方からのお誘いも断ってしまっており本当に申し訳ございません。
ビーパワーでも前から温めていた企画をする予定でしたが、ダイスケさんに伝えて延期にさせてもらいました。

11月と来年の2月に子供の頃からの2つの夢が内定しているので未来は明るいはずなのですが・・・。

あまりにも早く行ってしまったはるちゃん。もっともっと同じ時間を過ごしたかったです。
短過ぎる生涯でしたが一度でも楽しいな、幸せだなとはるちゃんが思った時はあっただろうか。
今度生まれ変わるならどうか健康な体で生まれて来て欲しい。