イギリス ハードロック旅 「第2話:ビートルズの街リバプール(限りなく神戸)」

滞在2日目(2月23日)。朝早くにリバプールへ。

あらかじめ日本で安い時間のチケットを抑えていた。
というのも数分違うだけで値段が2倍くらい変わることもあるからだ。

ロンドンからリバプールまで2時間半くらい。車内にwifiがあるのがありがたい。
ビートルズを聴きながら外の景色を見ていると広い牧場に羊や牛、馬がぼーっと立っている。
草木が日本と全然違うので見てて飽きない。

リバプールに到着してすぐにタクシーに乗りまずはビートルズの曲でお馴染みのペニーレインへ。

タクシーで乗っているとビートルズ関連の写真や映画「バックビート」や「ノーウェアボーイ」で観た事のある景色そのものであることに気づく。

新しい建物はあまりなく、映像で観ていたリバプールそのままだ!これは嬉しい!

Monstar Of Fire 憧れのペニーレインに降り立つ。

ポールが歌にした気持ちがわかるのどかできれいな通りだった。
特に観光客でにぎわっているわけでもなく、地元の人が散歩で歩いているくらいのも良い。

ポールのサインが書いてあるところはこの通り保護されていた。何故この角度の写真かというと

この通り路駐されていたからだ。俺が人生で見た最悪の路駐だ(笑)

曲のサビで「Penny lane is in my ears and in my eyes」と歌っているが、ただ今をもちましてペニーレインは俺の耳と目にも残った!!
そう考えるとおもしろくて仕方がない。

こちらがペニーレイン(本物)です。

歌詞に登場したフィッシュ&チップス屋も見つけた。

ビートルズがデビュー前に過ごした景色を見ている。
自然と笑顔になってしまう。

一度でいいから「俺ペニーレインに住んでるよ」と言ってみたい。近所に業務スーパーあったから生活も便利そうだし。

ペニーレイン抜けたらジョンがいた。ついに遊びに来たで!!おまえの地元ええとこやわ!!

少し距離はあるが、嫁も街並みを見るのが楽しいと言ってくれてるのでペニーレインからストロベリーフィールズまでメンローブ・アベニューを歩く。

この道路、ジョンの実母のジュリアが交通事故で亡くなった場所だが高速道路かってくらい
車が猛スピードで走っている。しかも赤信号でも平気で渡るイギリス人を考えると・・・
悲しいかな交通事故が起こるのも理解できる。

ついにLet me take you down, ‘cause I’m going to
Strawberry Fields成功!!

ストロベリーフィールズだが、ジョンが遊んでいた時はさびれた孤児院。

その後長年閉まっていたが2019年にリニューアル。

現在は障害を持った若者の就業施設でカフェやお土産屋がある。

カフェや庭は世界中のファンと地元のお年寄りの憩いの場になっていてやさしい空間になっている。

今のストロベリーフィールズを見たら天国のジョンもきっと「ええやん」って言うだろう。

ストロベリーフィールズ喫茶

ストロベリーフィールズ売店

ストロベリーフィールズ便所。

ちなみに今回の旅でビートルズグッズを取り扱う店を多数回ったがストロベリーフィールズが
品揃えも良く、他と比べて安く、ここにしか置いていない物ばかりだったのでビートルズファンはグッズやお土産を買うなら一番おすすめだ。

ストロベリーフィールズから街の中心部に戻る。
ビートルズのみんなはこの道を通ってキャバーンクラブに演奏に行ったのか・・・と感慨深く思っているとあることに気づく。

地元の神戸のハーバーランドそっくりやん。

建物のならず地面まで似ている・・・というか多分神戸がパクったんだと思う。
両親や地元の友達にもLINEで送ったが全員「神戸やん」と言っていた。

銅像なかったら三宮の海沿いとかほぼこんな感じやからな。

なんかごめん、リバプール。

ただ、神戸が街ごとパクっても特に怒られていないのならMonstar Of Fireがビートルズの曲を丸パクリしても大事にはならないだろう。

さすがにこれは偶然だと思うが海沿いだけでなく街の中心部のショッピングモールも入っている「お店こそ新しいが建物は古い」あたりが三宮センター街そっくりだった。

それとリバプールだが、なまりが強烈&超早口で全く聞き取れなかった。英語を職業にしているくらい語学に堪能な人でも聞き取るのが難しいとネットで見たことがあるが本当だった。

キャバーンクラブがあるマシューストリートはキャバーンパブ、キャバーンカラオケ、バーラバーソウル、ビートルズ博物館、ジョン・レノンの銅像とビートルズのゴリ押しだった。

しかも阪神が優勝した時の商店街ばりに「ビートルズ生誕の場所」と横断幕まである・・・わかってるよ!!世界中が知ってる情報だよ!!

ここでデビュー前のビートルズが演奏&ありとあらゆる悪事をしていたのか・・・。

嬉しい発見が海沿いにあるリバプール音楽博物館だ。

イギリスにゆかりのあるアーティストの展示物が飾られているがやばかった。
ビートルズの衣装
オアシスのDont LooK Buck in Angerの歌詞が書かれたルーズリーフ
T.REXのマークボランやジミ・ヘンドリックスのギター
ジミーペイジやスージークアトロの衣装
モーターヘッドのレミーのブーツ。

サインが書かれたグッズとかいうレベルじゃないマジでやばいものばかりだった。

個人的にMVPはロブ・ハルフォードのレザースーツだった。

おまけにギターやドラムも置いていて遊び放題。毎日通いたかった。

聖地リバプール、最高の場所だった。

俺がサッカーにあまり詳しくないので申し訳ないがビートルズと同じくらいサッカーでも盛り上がっていた。

帰りは気絶するように眠って体感時間5分くらいでロンドンについた。

久しぶりに観返したけどエロシーン多過ぎる。そんなにいらんやろ。劇中に流れるオールディーズのカバーは最高。

アーロン・テイラー=ジョンソン主演。ジョンの再現度がすごい。