イギリス ハードロック旅 「第4話:頑張る日本。2100円の丸亀製麺」

滞在4日目(2月25日)。

2日目、3日目と俺の希望を反映させてもらっていたのでこの日は嫁のターン。

地下鉄のリバプールストリート駅まで行ってスピタルフィールズマーケットなどマーケット巡り。

ロンドンではマーケット文化が盛んでお店だけでなく屋台みたいなところで販売しているのも多いが、いわゆる不用品を出品しているフリマ的なものではなく、ハンドメイドのアート作品や服が売られている。

オシャレなワンフェスみたいな感じ。

周辺はロンドンの中でも古い建物と高層ビルが隣接する不思議なエリア。

古着のマーケットでなんとなく被ってみた赤いハンチング帽が妙にしっくり来たので買う。25£。

上記の通りロンドンのマーケットは値段もそれなりだが、このエリアは日本におけるフリーマーケットのような安い物もたくさん売っていてこの旅で一番買い物が楽しいエリアだった。

ユニクロは強気だった。ロサンゼルスでもそうだったが海外のユニクロは結構高い。
日本では「品質が良くて安い服」のイメージだけど、海外の方が評価が高いのだと思う。

カツカレーうどんに餃子というパンチが効きすぎた看板に嫁から「やめとけって!」と言われたがどうしてもチャレンジしたくて丸亀製麺へ。

Chicken Paitan Udonを食べる。

日本人なら「いや、これラーメンだから!!」と思うだろうし、すすることができない外国人向けの配慮か麺はコシがあまりなく噛みきれるようなやわらかさ。

ツッコミどころ満載の逸品だが決してまずくはない。これはこれでおいしい。

店内は人であふれている。
うどんを食べながら真田広之や渡辺謙がハリウッド映画で活躍しているのを見ているかのような嬉しい気持ちになった。

値段が10.95£(約2100円)だったこと以外は。

ロンドンのキッズ達が本来の丸亀製麺らしくうどんと天ぷらを数種類買って食べているが、そんな事したら死ぬ。

我々夫婦は一杯の「限りなくラーメンに近い味の」うどんをシェアするしかなかった。

その後、再度カムデンへ。(カムデンは3日間行った)

お土産や服、嫁の趣味のアンティークを見て回る。

楽器屋を見つけたが日本より高かった。本当にコロナ以降楽器が高くなった。
楽器屋に飲み物を売っているのが不思議だった。

まるでクラッシュの白い暴動みたいだなと思っていたら実際のロケ地だった。

カムデンでも衝撃だったのがど真ん中に位置している店がバンダイ・ナムコ、バンプレストショップだった。
日本だとクレーンゲームや一番くじの景品のフィギュアが30£(5800円)くらいで売られている。
フィギュアーツのサスケは72£(13800円)だ。フレッドペリーのポロシャツが50~60£だったのでそれより高い。

ユニクロ、丸亀製麺、フィギュア。日本製が頑張っていた。

今度来る時は大量に買ってからロンドンのまんだらけみたいなところを探して売ろう。そして金を作ろう。