ビーパワー的キャラクター紹介『オビ=ワン・ケノービ』

右を向いても左を向いても…何なら石の裏にもファンが存在しそうな作品、スターウォーズ。

いわゆるウォーザー必見なドラマが配信された!

それが『オビ・ワン=ケノービ』だ!

EP1~EP3のオリジナルキャストであるユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセンが再結集!

ペプシのボトルキャップ集め、64のポッドレーサーに夢中だった直撃世代のフォースがawken(覚醒)したのでなかろうか?  

語るべき豆知識とか色々あるんでしょうが、まあその辺はズバリ面倒くせえから一旦スルーだ!

一度自分の人生に背を向けた人間が再び向き合う展開は沁みる人もいるだろう。

ウォーザーとしてレベル1の俺ではあるが、ビーパワー的にも見所があるドラマシリーズである。

かといって、一つ一つのエピソードを解説するほどヒマじゃないので、前回の『マンダロリアン』に続いて、今回もキャラ紹介だ!

超雑にな!!

オビ=ワン・ケノービ:

本作の主人公。

風呂なし1Kフリーター生活を送る元ジェダイ。

ライトセーバーを包丁に持ち替え、マグロ(?)工場で日々パートとして働いている。

シワやヒゲのおかげで貫録は増したが、すっかりフォースの使い方をド忘れ!

オビワンではなくベンを名乗るものの、苗字はケノービのままなので世を忍んでいるようでいて忍んでいない。

とはいえ、元ジェダイとして思うところがあるのだろう。

幼少のルークを双眼鏡で様子見する、彼の為に絶版のオモチャを人目につかず置くなどストーカー行為敢行!

おかげさまでルークの義父であるオーウェンに「もう近づかないで」と塩対応をかまされている。

更には「弟子のやらかしは師匠の責任」というのもあってか、会う人みんなに八つ当たりされがち。

「もう誰か優しくしてやれよ!」という話だが、本人がすっかりフヤけたお子様ランチ状態なので無理な相談なのであった。

優しいのはサブスクと化して家に定期的に訪れるジャワのみ…と、かつてブイブイ言わせた歴戦のジェダイには思えない扱いを受けている。

すっかり道を見失ってしまったのもあり、夜な夜な座禅してクワイ・ガンジン(リーアム・ニーソン)との交信を図り教えを乞うものの、向こうも都合が悪いのかメッセージをガン無視!

相談する相手がいないのもあってか愛弟子アナキンが引き起こしたジェダイ壊滅の事態と彼を火山でBBQした自責の念に悩まされ続けている。

ともすれば「よ…弱い!」なんて言われそうだが、EP1~EP3でも落下したりブラ下がったり転倒していたので何つーか…勘弁してやってくれ!

10年間のフリーター生活の結果、ドジっ子属性に拍車が掛かっているのも旧作ファンとしては嬉しい(?)ポイントだろう。

このように、始まってから全然フォースと共にいるどころか、フォースと別居状態。

そんな彼が再びライトセーバーを握れるのかい?どうなんだい?と観る者としても目が離せなくなる。

レイア

ちびっこ。

レッチリのフリー率いる宇宙バンド…じゃねえや、ならず者に拉致されてしまい、10年修羅場知らずなオビワンを現場復帰させるきっかけとなる。

飼ったばかりの犬か?という位に「脱走上等!」を地で行くおてんばプリンセスではあるが、子供故のピュアさで本質を見抜き、オビワンがジェダイとしての自覚を取り戻すきっかけを作るのも見逃せない。

尋問官サードシスター:

常にキレてる。

顔色の悪い尋問官の中で顔色は良いものの、意識が高い故か触ったもの皆傷つける勢いのナイフみたいに尖った人。

めっちゃカッコよくパルクールしてオビワンを追跡するものの、全然間に合ってないなど、本人の勢いと実力がどうにも見合っていない。

クルクル回ったかと思いきや、ポッキンアイスみたいにセパレートするライトセーバーを保持。強火なベイダー推し。

尋問官フィフスブラザー:

めっちゃ顔色の悪いハン。

サードシスターに目くじらを立てるスネ夫キャラ。

大尋問官:

やっぱり顔色が悪い。あと偉そう。

ローケン:パッと見、若きアイス・キューブだが、それもそのはず彼の息子。

親父が所属していたN.W.Aの楽曲『ファックザポリス』ならぬ『ファックザ帝国組合』リーダー的存在。

スター・ウォーズ世界でも親父譲りのブラザー精神を発揮する。

ターラ:元帝国の制服組。

帝国のブラックぶりに嫌気がさし電撃離脱!

今では帝国に目をつけられた物に味方している。

頭も回るが、帝国流CQBで士官を始末するなど戦闘力も地味に高い。

本作終盤では物言わぬ運搬用ドロイドと共に屈指の漢気を発揮!

例の名セリフの元ネタなのが判明する。

偶然かもしれんが、ドラマシリーズにはちょいちょいジョン・ウー精神のあるキャラが登場する傾向がある。

ナリ:巷にてジェダイ詐欺を生業としている

手数料を頂くものの、結果的に人助けをしているので根は良い奴と思われる。

ブチギレ状態のサードシスター相手にハッタリをかますなど、それなりに度胸がある。

モグラのオッちゃん(フレック):

パッと見、仮面ライダーアマゾンのモグラ獣人だが、ただのトラックの運ちゃん。

支持政党は帝国だが、ヒッチハイクしているオビ=ワンとレイアを乗せてくれるので根は良い奴と思われる(二回目)

ダースベイダー/アナキン・スカイウォーカー:帝国でも知らない人はいないパワハラ上司。

オビワンの愛弟子だったが、色々あって「ガッデム!こんな仕事やってられっか!」とブチギレ!

1000年に1人の逸材という、ある意味ジェダイ界の橋本環奈であったが、すっかり暗黒面に落ちてしまう。

それだけならまだしも、ジェダイ壊滅という恩を仇で返す事態を引き起こし、オビワンから両足切断からの丸焼け火山放置というハードなプレイを食らってしまう。

結果、誰もが知ってる黒のカリスマ化

メンテナンス込みで帝国に中途採用される。

呼吸はカスカスだが、気が付けば声がメッチャ渋くなった。

とはいえ、色々装備をつけないといけないので、毎朝の出勤に時間がかかる。

だが外を歩けば、安定の傍若無人ぶりを披露!

フォースを使った部下へのパワハラ、一般人に対する殺伐フォース参勤交代など畜生っぷりに拍車が掛かっている。

どうやら10年間オビワンの放置プレイを根に持っていたようで、管理職であるのをド忘れして現場に乗り込み!

ブランクのあるオビワンを容赦なしでボコりにかかる、愛憎入り乱れたパワハラを見せてくれる。

見方を変えるとオビワンガチ勢といえなくもない。

また、さりげに脇が甘い部分は師であったオビワンから受け継いでいる。

飛んでくる岩:

めっちゃ強い。

本来であれば1本の映画として公開する予定だったらしいが、スピンオフ作『ハン・ソロ』の興行がアレなおかげでドラマシリーズとして製作された背景がある本作。

ウォーザー間でも賛否両論らしいが、武器の戦闘力一つとってもブラスター<ライトセーバー<岩』…というのを観れば、真面目な人がキレちゃう気持ちも分からなくもない。

だが、そもそも元祖シリーズも「何でだよ!?」みたいな展開や模写もあったんで、そこはイーヴンにしようや!

この通りだ!頼む!!

な!?

ともあれ劇中のオビ=ワンが完璧じゃないからこそ行くべき道を見つける展開は、社会レベルがマイナスな者に勇気を与えてくれるだろう。

えーと、俺とか!!